NBIのサービス

成長を実現する

【自分たちでやる】。だから、チームが成長する。

【自分たちでやる】。だから、チームが成長する。

 「自分たちでやる」事業開発が、チームの成長を実現します。「自分たちで100点のビジネスプランを作る」「事業開発チームが自ら学習し、実行する」ことをゴールとして、チームを強化し、育成するアクションラーニングにつなげています。この発想は、「外から来たコンサルが作った”紙の束”を信用する」といった過去のパラダイムとは根底から異なります。当社は「組織学習」を支援しているのであり、コンサルタントではありません。

 ビジネスプランの策定を例に、見てみましょう。当社は各種の分析を通じて得られる、考えうる戦略のパターンと事業アイデアを複数、全て提示します。事業チームは全て提示された情報から机上演習を学んだ後に、自らの足でフィールド調査を行い、より精緻な事業計画になるまでアイデアを練り上げてゆきます。提出されたヒントをもとに、チーム全員が自ら頭で考えるのです。実際に自ら手を動かして企画を構成し、フィールド調査もチームに実施して頂きます。こうすることで当事者意識が芽生え、疑問や理解が深まり、他人事であった事業が次第に「じぶん事」になってゆきます。

【壁打ち】でビジネスプランを鍛える

【壁打ち】でビジネスプランを鍛える

 チーム自らの手で策定された実行計画のドラフトに対して、当社は、①監査 ②助言 ③技術メモの形でフィードバックを返します。

 技術メモとは、例えば、価格の決定方法に関するものです。価格は事前のビジネスプランで作り込めるとは限りませんが、予想される幾つかの価格決定法に関する手法を体系的なメモとしてお渡しすれば、あとはチーム自身で策定することが出来ます。価格戦略は既に大量に考案されており、当社はその中から適正な候補を提出します。

 事業チームが作ったビジネスプランに技術エラーがあった場合、経営学を基礎とする技術データベースを参照しながら、エラーを一つずつ直してゆきます。これを【壁打ち】と呼んでいます。現場の事業チームが構成するビジネスプランには、「視野が狭い」「連立方程式が成立していない」「本業に対する貢献が不明確」という未完成の手落ちが、ほぼすべての案件で見られます。当社はのちの実行時に継続される作業も含めて「100点」になるまでエラーの修正を支援し、事業開発チーム自らの思考/志向において納得できるビジネスプランの完成を達成します。

必要な【専門研修】をセットで提供

必要な【専門研修】をセットで提供

 事業開発において必要な専門知識が、【壁打ち】とセットで提供されます。その事業開発プロジェクトがどのような専門知識を必要とするかは、状況によって変わります。当社は数千ある経営学フレームワーク、経営コンセプトに中から、そのチームが必要とする知識を抽出し、的確に提供しています。
 例えば、提携やM&Aにおいては、デューデリジェンスの方法や事業シナジーに関する学習を行います。製造業では、知財戦略や知財の管理方法を学びます。消費財の分野では価格戦略、ブランディング戦略を学びます。

 日本企業のマネージャーは、中心的な地位を占める戦略の骨子に関心を示す一方で、その周辺にある細かな専門知識を体系的に理解していません。日本企業は専門教育を行わない傾向がありますが、その一方で専門教育は細かな知識の集積であるため、多忙なマネージャーがそれらに接し、習得する機会がないからです。当社はこうして不足しがちな専門知識を補うとともに、現場チームの戦略リテラシーを高める支援を実施しています。